レコード・コレクターズ
レコード・コレクターズ2020年9月号

レコード・コレクターズ
2020年9月号

定価880円(本体800円)
A5判216ページ
2020年9月1日発行
[雑誌19637-9]


【特集】ポール・マッカートニー・ベスト・ソングス100

『フレイミング・パイ』の豪華版もリリースされるポール・マッカートニーのランキング企画をお届けします。ビートルズ以降、ソロ、ウィングスなどの名義でリリースされてきたシングル/アルバムの楽曲から25人の筆者の方々に選んでいただき、ランキングを決定しました。当時からいろいろな評価をされてきたポールの作品ですが、有名なヒット曲はもちろん、ポールらしい小品の中にも数多くの傑作が残されているのはご存じの通り。汲めども尽きぬその魅力を改めて掘り下げてみたいと思います。

  • 本誌執筆陣25名の投票によって選ばれた必聴の100曲(青山陽一、赤岩和美、犬伏功、宇田和弘、大鷹俊一、片島吉章、金澤寿和、ガモウユウイチ、木村ユタカ、小山守、サエキけんぞう、柴崎祐二、武田昭彦、立川芳雄、能地祐子、萩原健太、藤本国彦、ポニーのヒサミツ、松永良平、宮崎貴士、森山直明、安田謙一、若月眞人、和久井光司、渡辺亨)
  • 鼎談〜時代がひと回りして評価の軸がまた変わってきてるのかな(朝日順子×ポニーのヒサミツ×松永良平)
  • 選者アンケート:私にとってのポール・マッカートニー

【特集】ポール・マッカートニー『フレイミング・パイ』

1997年5月に発売されたポール・マッカートニーの『フレイミング・パイ』は、ビートルズの『アンソロジー』という大プロジェクトの後、そこに参加していたジェフ・リンのプロデュースも交えて制作されました。<アンソロジー・プロジェクト>の間に書き溜めた曲を集めたアルバムは充実した仕上がりで、現在でも評価が高いものです。今回、<アーカイヴ・コレクション>に加わった、本作の制作当時のポールの動きとアルバムの真価を改めて振り返ります。

  • <アンソロジー・プロジェクト>がもたらしたもう一つの成果(藤本国彦)
  • バンドマンとシンガー・ソングライターのはざまで(宮崎貴士)
  • リンダ・マッカートニーに迫る死の影(和久井光司)
  • 全曲ガイド(サエキけんぞう)
  • シングル・ガイド(安田謙一)
  • <アーカイヴ・コレクション>解説(森山直明)
 
  • キング・クリムゾン
    「スターレス」を初披露した74年春のツアーから欧州公演を収めたCD4タイトルが単体リイシュー(松井巧)
  • JAGATARA
    OTOインタヴュー〜混沌としたエネルギーを発していた『ニセ予言者ども』と洗練された『それから』がアナログで再発(村尾泰郎)
  • サウンド・イメージ・シリーズ
    シティ・ポップ関連盤として再評価されるインスト作がアナログでリリース(池上尚志)
 
REGULAR CONTENTS
  • リイシュー・アルバム・ガイド
    国内外でリリースされた幅広いジャンルの旧音源コンピレーションや再発アルバム、映像作品をくわしく紹介。音楽そのものはもちろん、リマスターやパッケージの出来にまでこだわって、豊富な知識をもつ執筆陣が徹底チェックします
    *今月のリリース情報…紙ジャケット、生産限定盤などの予定も可能な限りお伝えします
    *ニュー・アルバム・ピックアップ…ヴェテランの新作から注目の新人まで、編集部が選んだおすすめの新録アルバム
  • インフォ・ステーション……ニュース、書評など
  • [連載]ミュージック・ゴーズ・オン〜入岡佑樹(柴崎祐二)/桑本正士が写した音楽と記憶の風景(長門芳郎)/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/アロング・ア・ロング・バケイション(湯浅学)/ヴィクター・ハーバートから夢綴るロスト・アメリカーナ(高橋健太郎)/大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録/続・蒐集奇談(岡田則夫)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/DJフクタケのゆるみっくす7”/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/赤岩和美の海外盤DVD&Blu-rayロック映像情報/初盤道(真保安一郎)/和久井光司のアナログ奇聴怪会/Legendary LIVE in U.K.(写真=イアン・ディクソン)
 

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