レコード・コレクターズ
2009年10月号
定価700円(本体667円)
A5判196ページ
2009年10月1日発行
[雑誌19637-10]品切れ
【特集】リマスターで聞くビートルズ
1987年にまとめてCD化されて以来、音質向上が長く望まれてきたビートルズのオリジナル・アルバムが、ついに24ビットでデジタル・リマスタリングされました。しかも、今回は全作ステレオで、限定ボックス仕様とはいえモノラル・ミックスも全部揃う形でのリリース。ステレオとモノラルが“混在”していた 1960年代の“音”をしっかりと追体験できることになったのです。今月号では、限定的ながらもリミックスからマッシュ・アップまで数々の試みがなされてきたビートルズCDの1987年以来の“歩み”を振り返りながら、その最新リマスターCDの音質、“改訂”箇所、限定紙ジャケなど、気になるポイントを徹底的にチェックします。
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- 音質、パッケージともに魅力的な白黒二つのリマスター・ボックス(和久井光司)
- 90年代以降のプロジェクトの経験が生かされた待ちに待ったリマスター盤(大鷹俊一)
- リマスター・プロジェクトに関わった二人に聞く(宮永正隆)
- 最新版CD試聴報告~見えてきた09年リマスターの方向性(森山直明)
- ビートルズが活躍した60年代に共存したモノラルとステレオの二つの完成品(犬伏功)
- デジタル・リマスタリングの進歩と共に歩んできたビートルズ関連の復刻(武田昭彦)
- ビートルズの“原点”でもある音源がデラックス・エディションで登場(三宅はるお)
- 本誌増刊『ザ・ビートルズ・CDガイド』(浅野純)
- 【特集】 シカゴ
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- 触って楽しみたい! デビュー40周年記念SHM-CD紙ジャケ・コレクション(寺田正典)
- ホーンズ重視の重厚なサウンドで時代をリードした全盛期の10年間(五十嵐正)
- ディスコグラフィー オリジナル・アルバム 1969-1977(後藤幸浩)
- デビュー以前のレパートリーから見えてくるシカゴの真実(伊藤秀世)
- 【特集】 ドニー・フリッツ
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- 来日公演を果たす、米スワンプ・ミュージックの名シンガー・ソングライター(小尾隆)
- ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム(遠藤哲夫) - 他アーティストへの提供曲18選(中村彰秀
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- デフ・レパード
80年代ハードの黄金時代を象徴する英5人組の代表作3タイトルがデラックス・エディションで登場(鈴木キャシー裕子) - ロッキー・エリクソン
インタヴュー~元13thフロア・エレヴェイターズ、サイケデリックの“パイオニア”にロンドンでインタヴュー(川田倫代) - テリー・アダムズ
新バンドを結成した元NRBQのキーボーディストから発散されるアメリカの地方都市の“匂い=魅力”とは?(中島英述) - ベンチャーズ
今年50周年を迎えた日本のエレキ・ブームの先導者(宇田和弘) - 羅針盤
“山本精一が歌うバンド”が90年代に残した作品がSHM-CDで再発(安田謙一) - ブリジット・セント・ジョン
幻の英国女性シンガー・ソングライターが01年に果たした奇跡の初来日公演を日本独自にCD化(小山哲人)
- デフ・レパード
- REGULAR CONTENTS
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- リイシュー・アルバム・ガイド……洋・邦ロックをはじめ、あらゆるジャンルの旧音源コンピレーションやオリジナル再発を、毎号およそ200タイトル、約50ページにわたり丁寧に紹介。他の追随を許さない圧倒的な情報量!
- 新録アルバム・ピックアップ……編集部が厳選する注目作
- インフォ・ステーション……ニュース、リリース/コンサート情報など
- [連載]ビートルズ来日学(宮永正隆)/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録/ブラウン管の向こうの音楽職人たち(濱田高志)/レコ屋日記(中野泰博)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/海外盤DVD音楽ソフト情報(赤岩和美)/ジャズ~ポピュラー・ヴォーカル新作案内(高田敬三)/レコード・レーベル・ギャラリー