レコード・コレクターズ
2009年4月号
定価700円(本体667円)
A5判212ページ
2009年4月1日発行
[雑誌19637-4]
【特集】アイランドの200枚
クリス・ブラックウェルがジャマイカで音楽制作を始めてから今年で50周年を迎えます。彼の立ち上げたアイランド・レコードが世界の音楽界に強烈な影響を与えるようになるのは、ロックやフォークの名作アルバムを連発し始める1967年以降ですが、そこからトラフィックやフリー、キング・クリムゾン、ボブ・マーリーからキング・サニー・アデまで、世界の音楽ファンをアッと言わせるような作品を次々とリリースしてきました。今月はそんなアイランドの衝撃的名盤200選を中心に、ジャンルを超えたインパクトを持ち続けたこのレーベルの歴史を振り返ります。
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- グラフィック・ステーション~アイランド系の様々なレーベル
- アイランド・レコードの名盤200選(赤岩和美、石川真一、石田昌隆、宇田和弘、遠藤哲夫、大鷹俊一、岡村詩野、小出斉、小島智、小西勝、小松崎健郎、小山哲人、小山守、坂本理、白谷潔弘、高橋道彦、立川芳雄、鳥井賀句、林剛、広川裕、深沢美樹、藤川毅、藤崎登、保科好宏、松井巧、松尾史朗、三宅はるお、宮子和眞、茂木健、安田謙一/山崎智之/米光達郎/若月眞人/和久井光司)
- アイランド・レコード・ストーリー(大鷹俊一)
- U2~イーノ&ラノワのプロデュースで制作された4年ぶりの新作(岡村詩野)
- ジャマイカ人脈を礎に音楽産業への歩みを始めたクリス・ブラックウェル(藤川毅)
- 【特集】 小坂忠
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- インタヴュー ~7年ぶりの新作と“オリジナルなシャウト”にこだわり続けたそのキャリア(木村ユタカ)
- 42年にわたる音楽活動を総括した10枚組ヒストリーBOX『Chu’s Garden』(ヒロ宗和)
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- 『TATSURO from NIAGARA』
大滝詠一インタヴュー~“プロデューサー/エンジニア”が語る山下達郎のナイアガラ時代のアンソロジー(湯浅学)
新装企画盤として甦った『TATSURO from NIAGARA』(森勉) - ヤードバーズ
伝説のグループの功績を全公式録音でたどる[後篇](犬伏功) - ロッド・スチュワート
13年ぶりの来日を記念してオリジナル・アルバム群が3社からSHM-CD/紙ジャケットで登場(舩曳将仁) - J・D・サウザー
インタヴュー~70年代南カリフォルニア屈指のシンガー・ソングライターが帰ってきた!(宇田和弘) - フィルムス
ポップスの80年代モードをいち早く提示した“日本のバグルズ”(田中雄二) - クラウディア・ブルッケン(プロパガンダ)
インタヴュー~ZTTを代表するバンド、プロパガンダの歌姫が語るオリジナル・メンバーでの再結成計画(渡辺健吾) - フォークの匠
70年代から活動を続けるシンガーたちの今を伝える新録シリーズ(中村よお)
- 『TATSURO from NIAGARA』
- REGULAR CONTENTS
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- リイシュー・アルバム・ガイド……洋・邦ロックをはじめ、あらゆるジャンルの旧音源コンピレーションやオリジナル再発を、毎号およそ200タイトル、約50ページにわたり丁寧に紹介。他の追随を許さない圧倒的な情報量!
- 新録アルバム・ピックアップ……編集部が厳選する注目作
- インフォ・ステーション……ニュース、リリース/コンサート情報など
- [連載]ノーマン・シーフが迫るアーティストの素顔/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録/ブラウン管の向こうの音楽職人たち(濱田高志)/レコ屋日記(中野泰博)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/海外盤DVD音楽ソフト情報(赤岩和美)/ジャズ~ポピュラー・ヴォーカル新作案内(高田敬三)/レコード・レーベル・ギャラリー