今、シティ・ポップはブームと呼ぶべき熱いシーンになっています。レコード・コレクターズ2018年3月号、4月号で2回にわたって特集した記事を再録し、それに倍するヴォリュームで新企画を掲載、より多角的にシティ・ポップを捉えた増刊がこの『シティ・ポップ 1973-2019』です。シティ・ポップに対する関心がますます高まっている中、入門用にも、また深く分け入るガイドにも最適の決定版。ぜひお楽しみください。
◆シティ・ポップ 1973-1979 名盤選[再録+増補]
◆シティ・ポップ 1980-1989 名盤選[再録+増補]
◆シティ・ポップ 1990-1999 名盤選[NEW]
◆シティ・ポップ 2000-2019 [再録+増補]
◆最新インタヴュー
大貫妙子/角松敏生/国分友里恵/児島未散/Night Tempo/北沢洋祐(Light In The Attic)
シティ・ポップ 1973-2019
定価1800円(本体1667円)
A5判256ページ
2019年8月1日発行
レコード・コレクターズ8月増刊号
[雑誌19638-8]
- <もくじ>
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- はじめに(編集部)
- [インタヴュー]大貫妙子(渡辺亨)
- [インタヴュー]Night Tempo〜再評価を先導した韓国のDJ(松永良平)
- [インタヴュー]北沢洋祐〜 “Light In The Attic” レーベル所属プロデューサー(松永良平)
- 1973-1979名盤選(池上尚志、遠藤哲夫、大久達朗、小川真一、片島吉章、金澤寿和、ガモウユウイチ、北中正和、栗本斉、小山守、篠原章、柴崎祐二、清水瑶志郎、関根圭、ヒロ宗和、高木龍太、武田昭彦、立川芳雄、土佐有明、中村彰秀、人見欣幸、馬飼野元宏、松永良平、水上徹、宮子和眞、村尾泰郎、安田謙一、除川哲朗)
- 自分たちが暮らす都市を描く音楽として捉えなおされるシティ・ポップ(松永良平)
- 米国シーンの流れを同時代的に取り入れたクールな日本の音楽(渡辺亨)
- ブラジルのシンガー、エジ・モッタが語るシティ・ポップの魅力(中原仁)
- [インタヴュー]ハワード・ウィリアムズ(英国人DJ、ディストリビューター)(松永良平)
- 1980-1989名盤選(池上尚志、遠藤哲夫、大久達朗、小川真一、片島吉章、金澤寿和、ガモウユウイチ、栗本斉、小山守、篠原章、柴崎祐二、清水瑶志郎、新間功人、ヒロ宗和、武田昭彦、立川芳雄、土佐有明、中村彰秀、人見欣幸、藤井陽一、馬飼野元宏、松永良平、水上徹、宮子和眞、村尾泰郎、安田謙一、油納将志、除川哲朗、渡辺亨)
- [インタヴュー]角松敏生(柴崎祐二)
- 80年代を知らない世代に「いいですね」と言われると、この音楽には何かあるのかもなと思うんです(松永良平×藤井陽一)
- 80年代音源へと拡張を続ける“和モノ”の実情を探る(池上尚志)
- [インタヴュー]クニモンド瀧口(流線形)(池上尚志)
- “私的”80年代シティ・ポップ・ベスト10(クニモンド瀧口)
- 1990-1999名盤選(池上尚志、INDGMSK、遠藤哲夫、大久達朗、小川真一、片島吉章、金澤寿和、ガモウユウイチ、栗本斉、小山守、篠原章、柴崎祐二、清水瑶志郎、関根圭、thaithefish、武田昭彦、立川芳雄、ハタ、人見欣幸、藤井陽一、馬飼野元宏、水上徹、村尾泰郎、安田謙一、油納将志、除川哲朗、渡辺亨)
- 「90年代のシティ・ポップ」が旧来の価値観を転覆させる(柴崎祐二)
- [インタヴュー]国分友里恵(池上尚志)
- [インタヴュー]児島未散(馬飼野元宏)
- シティ・ポップ 2000-2019〜再評価とパラレルに登場した、都市の風景をリアルに描く若手ミュージシャンたち(小山守)
- [コラム]シティ・ポップは米ヒップホップのインフルエンス源へと昇格した?(長谷川町蔵)
- [コラム]自国アーティストの再評価へと向かう韓国シティ・ポップ(高橋修)
- 索引
- 編集後記