ミュージック・マガジン増刊
プリンス 星になった王子様プリンスは、永遠にプリンスである。

今年4月に早すぎる死を遂げたプリンス。西寺郷太が彼の没後に生地・ミネアポリスを訪ねた紀行文をはじめ、小出斉による54ページにわたるアルバム・ガイドなど、同時代を共にしてきた執筆者たちが、思いをこめて、さまざまな角度からプリンス像を語ります。新作が出るたびに特集してきたミュージック・マガジンの記事も、80年代のものを中心に復刻。みんなが大好きだったプリンスのメモリアルな一冊になります。

  • グラフ~来日ツアーの記録 1986/1989/1990/1992
  • 書き下ろし
    プリンス私論(湯浅学) ミネアポリス追悼・考察紀行(西寺郷太)
    ザ・レヴォリューション解剖(高橋健太郎) プリンスとロック(和久井光司)
    プリンスと黒人音楽(金澤智) 黒人大衆とプリンス(堂本かおる)
    ヴィジュアルの魅力(長谷川町蔵) プリンスのフォロワー(安田謙一)
  • アルバム・ガイド
    プリンスの全アルバム(小出斉) そのほかのおもな作品(松竹剛)
  • ミュージック・マガジン・アーカイヴズ
    今野雄二(1982年1月号ほか) 湯川れい子(1984年8月号) 高橋健太郎(1986年11月号ほか)

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プリンス 星になった王子様

プリンス 星になった王子様

定価1800円(本体1667円)
A5判192ページ
2016年8月1日発行
ミュージック・マガジン8月増刊号
[雑誌08480-8]


<もくじ>
  • One Day My PRINCE Had Come... 来日ツアーの記録(写真=石田昌隆、大熊一実)
  • プリンスはずっとプリンスのままである(湯浅学)
  • ミネアポリス追悼・考察紀行(西寺郷太)
  • 孤独な王子を支えたパートナーたち(高橋健太郎)
  • 80年代に最高に輝いた“ヤンチャさ”(和久井光司)
  • “ファンキー”であることの意味(金澤智)
  • ブラック・コミュニティとプリンス(堂本かおる)
  • 矛盾を武器としたヴィジュアルの魅力(長谷川町蔵)
  • プリンスのこどもたち(安田謙一)
  • アルバム・ガイド(小出斉)
  • そのほかのおもな作品(松竹剛)
  • ミュージック・マガジン・アーカイヴズ
    • 夢の王子様は成人向指定(1982年1月号)(今野雄二)
    • パープル・ジェネレーションのニュー・ヒーローを目指すプリンス(1984年8月号)(湯川れい子)
    • 2万の大観衆に降りそそいだ華麗な紫の雨(1985年1月号)(今野雄二)
    • プリンスの新たな第一歩——パープルからペイズリーへ(1985年5月号)(今野雄二)
    • 『アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ』の面白さ(1985年6月号)(小嶋さちほ×真保みゆき)
    • すごかった! プリンス来日公演(1986年11月号)
      カラフルな夢にあふれる“つくりもの”の世界(高橋健太郎)
      大きく変った“異端”のイメージ(北中正和)
      素直に伝わったメッセージ(椿正雄)
    • ベッドルームから届いたプリンスのニュー・アルバム(1987年5月号)(高橋健太郎)
    • もっと知りたい? プリンスの秘密(1988年7月号)
      新作『LOVESEXY』と幻の『ブラック・アルバム』(今野雄二)
      シングルB面に刻まれたもう一つのプリンス・ストーリー(高橋健太郎)
    • また熱く躍動しはじめたミネアポリス・コネクション(1990年9月号)(萩原健太)
    • 『ダイアモンズ・アンド・パールズ』を発表したプリンス(1991年10月号)(高橋健太郎)
 

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