ミュージック・マガジン
2022年4月号
定価880円(本体800円)
A5判208ページ
2022年4月1日発行
[雑誌08479-4]
【特集】「カムカムエヴリバディ」と音楽
3人のヒロインによって3世代100年のファミリー・ストーリーを描くNHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。ルイ・アームストロングの「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」が毎朝のように流れ、テーマ曲には渡辺貞夫のサックスが響き、物語や劇伴も含めて、ここまで本格的にジャズがフィーチャーされた朝ドラがかつてあっただろうか。音楽リスナーも巻き込んで大きな話題を集める「カムカムエヴリバディ」に、音楽的な視点から迫る。
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- AIインタヴュー〜主題歌「アルデバラン」とアルバム『DREAM』(川口真紀)
- 川栄李奈インタヴュー〜3代目ヒロインを演じる女優が繋いでいくもの(岡村詩野)
- 金子隆博インタヴュー〜劇伴音楽を一手に担う作/編曲家(能地祐子)
- 朝ドラの哲学、朝ドラの意志(安田謙一)
- 二つの面の物語〜声とトランペットをめぐる「カムカムエヴリバディ」論(細馬宏通)
- ルイ・アームストロングと 「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」(村井康司)
- 「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」 名カヴァー選(村井康司)
【特集】80'sサウンドの評価軸
80’sリヴァイヴァルの象徴的存在であるザ・ウィークエンドが年初に新作を発表、ロバート・グラスパーは最新作でティアーズ・フォー・フィアーズをカヴァーするなど、再評価が続く80’sサウンド。しかしひと口に80’sと言ってもその音楽的な幅は広く、時期によって評価される側面が異なっている。そこで、80’sサウンドの評価の変遷をたどりながら、いま聴くべき80’sのアルバムを紹介していきたい。
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- 現行シーンのヒット曲のプロトタイプとしての80's(長谷川町蔵)
- いま聴くべき80'sアルバム26選(長谷川町蔵、池上尚志、大鷹俊一、栗本斉、安田謙一、油納将志)
- ペイヴメント〜ラスト・アルバムの豪華再発盤を機に振りかえる(天井潤之介)
- ホレス・アンディ〜エイドリアン・シャーウッドと組んだレゲエの名シンガー(石田昌隆)
- ニュー・スタンダード2020s〜第27回 スウィート・ソウル(出田圭、池城美菜子、印南敦史、金子穂積、河地依子、小出斉、佐藤英輔、林剛)
- 映画『ダイナソーJr./フリークシーン』(大鷹俊一)
- 映画『アネット』(安田謙一)
- マディ・ディアス(早坂英貴)
- ブライアン・アダムス(天辰保文)
- サイモン・フィリップス(石川真男)
- マーク・ターナー(原雅明)
- 楽しいよふかし(小山守)
- 徳永憲(峯大貴)
- TOKYO BLUES CARNIVAL 2022(宮内健)
- Front Line
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- ダニエル・ロッセン
- クリスチャン・リー・ハトソン
- ウェット・レッグ
- オルダス・ハーディング
- ジェニー・ヴァル
- 原田知世
- 中村佳穂
- kitri
- KUDANZ
- REGULAR CONTENTS
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- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。
Father John Misty/Yard Act/Jenny Hval/Prins Thomas/Swamp Dogg/Saba/佐野元春、杉真理、大滝詠一/中村佳穂/三上寛 ほか - クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル!
- アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200〜300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方!
- 輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く!
Johnny Marr/Bird In The Belly/Manuel Linhares/G Whizz/Huerco S./Marta Sanchez/Nija/Pink Sweat$ ほか - [連載]近田春夫の帯に短し襷に長し/寺尾紗穂の戦前音楽探訪/入江陽のふたりのプレイリスト〜松島諒/木津毅のLGBTQ+通信/安田謙一のこれがヒットか!?/野沢あぐむの痛快!艶歌まる齧り/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー
- 国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/コンサート情報など
- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。