ミュージック・マガジン
2021年10月号
定価880円(本体800円)
A5判224ページ
2021年10月1日発行
[雑誌08479-10]
【特集】折坂悠太
平成元年生まれのシンガー・ソングライター、折坂悠太がいま大きな注目を集めている。聴き手に寄り添いながら、混沌の時代を描写してみせた前作『平成』は、本誌2019年1月号“ベスト・アルバム2018[ロック/日本]”部門1位、2021年3月号“[決定版]2010年代の邦楽アルバム・ベスト100”でも1位を獲得。さらに新しい表現に挑んだ最新作『心理』を完成させた折坂悠太が、いま考えていることとは──。ロング・インタヴューを中心に、その表現の多層的な魅力を探る。
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- ロング・インタヴュー〜新作『心理』を完成させて今考えていること(柴崎祐二)
- 『心理』に影響を与えたアルバム5選(折坂悠太)
- ディスコグラフィ(大石始、岡村詩野、村尾泰郎)
【特集】日本のシンガー・ソングライターの名盤100
自作曲を自ら歌う“シンガー・ソングライター”が持つ独自の魅力とは何なのか。特に、1970年代以降独自に発展してきた日本のシンガー・ソングライター・シーンの特徴とはどういうものなのか。折坂悠太『心理』のリリースを機に、日本のシンガー・ソングライターのオールタイムの名盤100枚を選出し、識者による対談などで、その歴史とともに検証する。
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- 対談〜“シンガー・ソングライター性”は形を変えながらずっと残っていく(九龍ジョー×松永良平)
- 名盤100(1)1970年代(小川真一)
- 名盤100(2)1980年代(能地祐子)
- 名盤100(3)1990年代(池上尚志)
- 名盤100(4)2000年代(小山守)
- 名盤100(5)2010年代(井草七海)
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- バッドバッドノットグッド〜カナダのジャズ・グループによる5作目(渡辺亨)
- クレイジーケンバンド〜初の全曲カヴァー・アルバム(松永良平)
- ニュー・スタンダード2020s〜第21回 アウトロー・カントリー(山口智男、赤尾美香、五十嵐正、宇田和弘、萩原健太、早坂英貴)
- エスペランサ(土佐有明)
- ジョーダン・ラカイ(石川真男)
- スチーム・ダウン(近藤真弥)
- ホームシェイク(木津毅)
- レイ・チャールズ(林剛)
- 2チェロズ(かこいゆみこ)
- 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』サントラ(長谷川町蔵)
- butaji(渡辺裕也)
- LIGHTERS(西澤裕郎)
- Front Line
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- ホセ・ゴンザレス
- ストラングラーズ
- BIGYUKI
- OKAMOTO'S
- NONA REEVES
- JINTANA & EMERALDS
- ハンバート ハンバート
- 尾崎亜美
- コシミハル
- 山野ミナ
- WANG GUNG BAND
- REGULAR CONTENTS
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- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。
Sufjan Stevens & Angelo De Augustine/James Blake/Jennifer Hudson/Trippie Redd/イ・ラン/折坂悠太/JINTANA & EMERALDS ほか - クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル!
- アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200〜300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方!
- 輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く!
Ty Segall/Evan Wright/Tom Misch/Electric Looking Glass/Leela James/Takehisa Kosugi/Os Amantes/George Dalaras ほか - [連載]近田春夫の帯に短し襷に長し/寺尾紗穂の戦前音楽探訪/入江陽のふたりのプレイリスト〜ガクヅケ木田/木津毅のLGBTQ通信/安田謙一のこれがヒットか!?/野沢あぐむの痛快!艶歌まる齧り/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー
- 国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/コンサート情報など
- アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。