MUSIC MAGAZINE
ミュージック・マガジン2020年9月号

ミュージック・マガジン
2020年9月号

定価880円(本体800円)
A5判224ページ
2020年9月1日発行
[雑誌08479-9]


【特集】日本音楽の新世代2020

バンドやシンガー・ソングライターから、ヒップホップやエレクトロニック・ミュージックまで、様々なジャンルで確かな実力を持った若手ミュージシャンが次々に登場し、日本の音楽シーンを塗り替えようとしている。デジタル・ネイティヴ世代と言ってもいい彼らが作る音楽は、何が新しいのか。7月に弾き語りカヴァー集をリリースした長谷川白紙へのインタヴューや、それぞれのシーンをよく知るライターの対談、解説を通して、その魅力に迫る。

  • 長谷川白紙〜瑞々しいポップ感覚と鋭利な知性に溢れた21歳(小野島大)
  • 対談:過去と未来とを軽やかにつなぐ新世代に共通するもの(岡村詩野×松永良平)
    関西の若手シーン(岡村詩野)
    10年代から活躍する世代(松永良平)
  • シーンから見る日本音楽新世代
    (1)メジャー(小松香里)
    (2)バンド(小山守)
    (3)シンガー・ソングライター(渡辺裕也)
    (4)宅録/トラックメイカー(imdkm)
    (5)インターネット(柴崎祐二)
    (6)R&B(金子厚武)
    (7)ヒップホップ(二木信)
    (8)エレクトロニック・ミュージック(坂本哲哉)
    (9)ジャズ(花木洸)
    (10)ワールド〜ルーツ・ミュージック(大石始)
    (11)アイドル(宗像明将)

【特集】ブーガルーの魅力

ここ最近、アメリカでは“ブーガルー”を名乗る極右勢力が出現していると報じられるが、音楽好きの間でブーガルーと言えばラテンやソウル/R&Bなどの混交音楽のことであり、極右とは正反対のもの。その現状を報告しつつ、改めて音楽としてのブーガルーの魅力を伝えたい。

  • ブーガルーという言葉の現状(高岡洋詞)
  • 音楽ムーヴメントとしてのブーガルー(岡本郁生)
  • 30枚のブーガルー名盤ガイド(原田尊志、大石始、栗本斉、塚原立志、深沢美樹、安田謙一、山本幸洋、吉本秀純)
 
  • ザ・レモン・ツイッグス〜ポップ・センスが全開した3作目(村尾泰郎)
  • ブライアン・イーノ〜90年代のコラボ2作品がリイシュー(小野島大)
  • テイラー・スウィフト〜サプライズ的にリリースされた新作(木津毅)
  • Phew〜多様なスタイルの音源を収録した2枚組(小山守)
  • ニュー・スタンダード2020s〜第8回 スライド・ギター(青山陽一、小川真一、小出斉、中森泰弘、早坂英貴)
  • ビルト・トゥ・スピル(早坂英貴)
  • グレゴリー・ポーター(大谷隆之)
  • ビル・フリゼール(石川真男)
  • Michael Kaneko(池上尚志)
  • さとうもか(渡辺裕也)
  • ナツ・サマー(土佐有明)
  • Nakanoまる(西澤裕郎)
  • 『追憶の泰安洋行』(宗像明将)
  • 『坂本真綾 In MUSIC MAGAZINE』(高橋修)
Front Line
  • FKJ
  • ヌバイア・ガルシア
  • イックバル
  • Group2
  • 安藤裕子
  • Kaede
  • chelmico
  • みぃなとルーチ
REGULAR CONTENTS
  • アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。
    Taylor Swift/Rufus Wainwright/The Lemon Twigs/Bright Eyes/Logic/Thiago Nassif/Group2/安藤裕子 ほか
  • クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル!
  • アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200〜300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方!
  • 輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く!
    Jarv Is.../The Streets/The Jayhawks/Prins Thomas/PJ Morton/Julian Shore/Rootz Underground/Leenalchi ほか
  • [連載]近田春夫の帯に短し襷に長し/寺尾紗穂の戦前音楽探訪/入江陽のふたりのプレイリスト/木津毅のLGBTQ通信/安田謙一のこれがヒットか!?/吉田豪のアイドル・マスター!/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー
  • 国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/コンサート情報など
 

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